和尚の寺の仏舎利(ぶっしゃり)です。
仏舎利とは、お釈迦さまが亡くなったときに
火葬されたときの遺骨です。
インドの敬虔な仏教徒であったアショーカ王は、
そのお釈迦さまの遺骨を8万個以上に細かくして、
インドや周辺の国々などのお寺に分けたそうです。
和尚の寺にあるものは、タイのお寺から分けて
いただいたものですが、本物かどうかは分かりません。
というのも、たくさんの仏舎利の中には「代替品」も
あるからです。
代替品の中で多いのは、お米とクリスタル系の宝石など
です。なぜならばお寿司屋さんで、ご飯のことを「シャリ」
なんて読んでいますが、細かく分けたお釈迦さまの遺骨が、
お米の形に似ているからです。
あるいは大切な意味合いから宝石類だったりして、
それが、お釈迦さまの舎利だとして、信仰の対象と
なってきたのです。
もし、その数の舎利が全部本物であるならば、
お釈迦さまの体重は、なんとインド象の5頭分に相当
すると言われています。お釈迦さまは、巨人だったんですね?
和尚の寺の仏舎利が、本物か代替えかは、あまり問題なく、
お釈迦さまが自分の前におられるような気持ちになって
毎日手を合わせられることが、ありがたいと思っています。
仏舎利塔
私の故郷、広島にも市街地の東の二葉山に塔が立っています。銀色でインドの寺院の屋根のようなかたちです。よく、小学校の遠足でいきましたっけ。
あの中にはお骨がはいってるんよ、と先生が言ってたけれど、本当はルビーがはいってると後で聞きました。見ることはできませんでしたが。
みちやさま
仏舎利塔というものだと思いますが・・・。
ルビーは珍しいかも。