昨日・・・朝の6時くらいに1人の男性が
お参りさせてほしいと、訪ねてきました。
もちろん初対面の方でしたが、オーダー物の
スーツを着て、身なりもきっちりとしている
方でした。
会社へ出勤するのか、帰りなのかはわかりませんが、
本堂の中に入ってお参りしたいというのです。
時間といい身なりといい、珍しいパターンで、
ここら辺が微妙なところ。昨今の世の中の
風潮の考えると、セキュリティ的な面と信仰の
間で判断を迫られます。
残念ながら、お断りをすると本堂の前で手を
合わせて帰って行きました。
その日に大学時代の友人が亡くなったという
連絡が入りました。
まだまだ、これからやりたいことがあったのに・・・。
お父様や子どもたち、大学時代からつきあって
いた奥様を残して、どんなに無念な思いかわかりません。
今日になって考えると、いつも良いスーツをきて
いた彼・・・。昨日お別れにきてくれたのかしらと
思うと、胸に迫るものがあります。
うわっ!
亡くなった方の「お知らせ」って、色んな形で
あるんですね…。
和尚様の御友人の方のご冥福をお祈りします。
torenoさま
あとから考えると不思議なことがあって・・・。
という方は、よくおられます。
自然の営みは、頭で考えるほど単純なもので
ないようです。
お心遣いありがとうございます。