相思華



20日からお彼岸です。

この頃になると不思議と彼岸花が咲きます。

ある日突然に茎がグングン伸びてきて、ご覧のような
きれいな赤い花を咲かせて、数日後には茎だけになって
しまいます。

不思議なのは、花が終わると今度は、葉っぱがたくさん
活きよい良く伸びてきます。多分いろいろな養分をとる
ためなのでしょう。

草だと思って全部刈ってしまったら翌年出には、でて
こなくなってしまいました

葉っぱのあとは自然と枯れてなくなり、夏場には、
存在価値が不明なくらい、どこにあるのか分からなく
なってしまいます。

こんな風に彼岸花は、花と葉を同じ時期に見ることは
できないので、韓国では「相思華」と呼ぶらしいです。

「花は葉を想い、葉は花を想う・・・」これを哀しいと
思うかステキと思うかは、その人の感性。。。
和尚は「ステキ派」ですよ~。

仏教の教えは「相互礼拝」。
お互いを想う気持ちが大切なのでしょう。

そんな仏の教えを実践していくことが、お彼岸の1週間
でもあります。

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相思華 への2件のフィードバック

  1. ぴゅー のコメント:

    Unknown
    彼岸花を韓国では相思華と呼ぶんですね。
    お互いを想う。。ステキですね(^-^=)
    人も 相手を思いやる気持ちがあれば
    みんな仲良くいられるのかな。。。
    『ぶつぶつ雑記』凄く勉強になります♪

  2. 和尚 のコメント:

    ぴゅーさま
    サンチョ?サンチェ?とか発音するみたいです。
    社会の現実は、厳しいところもありますが、
    そうであるからこそ「相手を想う」気持ちを
    持ちたいと、思っています
    これからもよろしく御願いします

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