押すことも引くこともできなくなって
八方ふさがりの靖国問題。
天皇をはじめ誰もが、静かに真心を持って
参拝できる日であるのに、政治・外交問題化
して、ますます複雑になってきてしまった。
分祀、非宗教法人化、国立追悼施設、どれも
苦肉の策としか思えない。
また、小泉劇場にのせられて、中途半端に
この問題を報道するマスコミ。
政教分離の判決も違憲、合憲とさまざまで、
A級戦犯の合祀も死生観、思想や立場が違え
ば不快感のレベルも違う。
数十年後は戦争を知らない世代となり、その頃
の靖国神社は、どんな風に存在するのだろう。