親戚の叔父が末期の癌で入院中だ。
某有名な病院での癌告知。そのお医者さんの
無神経さというかデリカシーの無さに呆れて他の
病院に転院。
同じ病院、同じお医者さんでこうまで違うのかと
ビックリしてしまう。お医者さんというよりは
その前の人間性が問われているのだ。
逆に近いうちに死を迎えるとわかっている本人は、
意外と穏やかだ。そんな「安らかさ」に家族たち回りが
反対に励まされている。
折しも読んでいた本は、ホスピスケアを行うお医者さんが、
死に臨む人々と向き合ってきた記録。
さまざまな人々が、いろいろなものを抱えながらも、
決して死に悲観的にならない人たち・・・。
そんなわけで最近は、人の死から自分の死を自分の生き様を
考えさせられる日々が続いている。
愛する者へ
最愛の家族を癌で亡くした者として和尚様の気持ちよくわかります。
1秒でも一緒にいたい、1秒でも長く生きて欲しいと願いました。
そんな心を読むかのように、いつも明るく接し反対に励まされて帰って来たことを思い出します。
私は先に旅立った愛する家族や友人・恩師たちへの小さな仏像をいつか彫ってみたいと思っています。
みみさま
ベットで意識がもうろうとしていても
「生」なんですよね。
それってすごく大きなことだと思います。
亡くなってしまうと本当に「生」の大切さを感じます。後悔しないよう支えていこうと思っています。
仏像の彫刻・・・何よりのご供養になりますね。