現在「平成の大修理」をおこなっている、三大聖天さまの
ひとつである歓喜院聖天堂(かんぎいんしょうでんどう)の、
壁面彫刻が取り外され「埼玉県立博物館」で公開されています。
歓喜院聖天堂は、享保20年(1735年)から25年の時間を
かけて建立され、足下から軒先に至る建物全体を埋め尽くすし、当時は
そららの彩色を施すという彫刻は、傑出した存在だといわれています。
聖天さまは、お参りすればするほどお世話すればするほど、
ありがたい御利益を頂けるので、熱心な信者さんが多いことで
有名です。そんな聖天信仰の象徴ともいえる建物です。
普段では見上げるような彫刻が間近に大迫力で見ることが
できるのは博物館ならではことです。何百年に一度というご縁を
感じながら興味深く拝見させて頂きました。