風邪をひいて喉が痛い。
法事、葬式、通夜と体調の悪い時に限って
ご回向が重なってしまう。
お通夜の席で、セレモニーの担当の方がお茶をだして
くれた。若い女性で金髪に近い赤毛のロン毛を無造作に
束ねている。
ピアス、指輪はあたりまえ。普段着でいたら渋谷にで
いそうな女の子である。
しかし、お葬式用のスーツを着ていて、儀礼的な冷たい
口調で話すので、思わず質問してしまった。
「失礼だけどおいくつなの?」
「22歳です」と素直に答える。
「どういうご縁があって、ここで働いているの?」
「私の友達がセレモニーの社長さんで、ちょっと手伝って
くれないと誘われて・・・」
嫌がらずに素直に答えるので、ついつい質問が・・・。
「こういうお葬式の仕事していて、どんな風に感じているの?」
「最初の頃は、遺体も見ることできなかったし、遺族の涙に
共感して涙の日々でしたけれど、今はなれちゃってきている
自分がイヤです・・・最初の頃のように普通でありたい」
おそらく彼女の本心だし、大きな悩みでもあるのだ。
普通であれば葬儀の援助はできないし、なれてしまえば事務的に
なってしまう・・・。
そんな悩みを持ちながら、遺族のためと働いておられる方々に
よって葬儀が支えられているだ。
あっ!
住職さん、文章の最後が田舎者みたいだぁ。
あああっ
ほ、ほんとうだ!文章の最後があああ。
しんとした気持ちで読み進めていたのですが
思わず最後にゆるんでしまいました
体調はどうですか?季節の変わり目だし
無理なされませんように
ホントだぁ~
何でこうなっちゃたんだろう・・。
最近机の前に座ると無意識状態になって
眠くなってしまう。
先日も大事なファイルを知らない間に
削除しちゃった~。
Unknown
私も業務で葬儀に係わることが多いんですが、
自分がいかに「事務的」に業務を行なっていたことを、
自分が遺族になって初めて痛感しました。
情けないことです。
結婚式は何度もやる人がいらっしゃいますが、
葬儀は一度きりですからね。
ほんとうに
ご葬儀の第3者的なお手伝いと、葬家となり
送り出す喪主は、明らかに違いますね。
そんな喪主の気持ちが、不安から解消され
心からのお見送りが出来るよう、良い葬儀が
行えると思います。