ニンニクの由来は、仏教語の「忍辱(にんにく)」に
由来するという説があります。
仏教語の「忍辱」は、どんなことがあっても、それらを
忍受して恨まないよう堪え忍ぶ教えです。
そんな教えを目指して耐えられるくらいの体力をつける
ために臭気を、それこそ我慢をして食べていたようです。
でも、それが逆に力がつきすぎて心が乱れてしまうので、
禁じられるようになってしまったとか。
仏教の教えには、堪え忍ぶという「我慢」という印象が
強くあります。しかし何が何でも怒らないで我慢をしなさい
という教えではありません
人間には喜怒哀楽の感情があるわけですから、いじめられたり、
意地悪をされたり、あるいは自然にわき出る怒りの感情までを
押し殺す必要はありません
むしろ怒っても良いのです。
でも、仏さまは1回怒って終わりです
私たちは、気分が悪いことがあると、その思いを引きずっていて
何かのキッカケで感情的に関係ないことで怒っている時があります。
親が子どもにあたっている光景なんか、まさにその良い例です。
あるいは、自分の考えや価値観と違う人が目の前に現れると
何となく気分が悪いのはどうしてですか?
この夏、適度にニンニクを食べて体力をつけ、自分がどんな
怒り方をしているのかよく考えて見るのも良いかもしれませんね
Unknown
ニンニクもお酒も大好きな私。
禅寺の門前によくある
「不許葷酒入山門」の石碑をみると
食べたり飲んだりしてなくても、
一歩後ろにたじろいでしまいます。
makotoさま
「許されざれど、葷酒山門に入る」と読む
新解釈もあるようですが・・・。
般若湯ということで良いんじゃないで
しょうか
般若湯
一度和尚さんと般若湯を交えたいですね。
makotoさま
ぜひ機会があればと思います