みんなで渡った「笑顔橋」



ラオスから手紙が届きました。
昨年10月にラオス・メコン川支流沿いの
パクガー村に「キューポラ橋」が完成した
という報告です。

この工事をバックアップしたのがラオス
援助会SALA代表である工藤さん。
今回は川口市から大切な寄付金を頂いての
工事ですから大変です。

なぜならば、ラオスでは日本人の思うように
物事が進まないからです。

寄付をした日本流の考えでは、さぞかし立派な
橋ができるのだろうくらいしか思っていませんが、
現場は大混乱です。

契約書なんてあるわけがないし、「だいじょうぶ」と
いう言葉が、どれほど信用できないかということは、
経験した人でないとわからないことです。

施工会社があるわけではなく工事をするのは村人、
そこに役人が入ってくると話しはゴチャゴチャに
なります。

橋がなくても今まで通りの生活はできます。
でも、今年の米をつくらなければ村人は生きて
いかれません。「米を作らずに橋を作れ」とは
誰が言えるでしょうか。

苗を植える時期、雨季の問題、工事をするのか
続けるのか・・それは、村人の選択にゆだねなければ
なりません。

橋ができれば、国道にも接し病院にも行けるし
便利にもなります。
畑か橋か、それは「米か夢か」の選択です。

いろいろな葛藤があって、話しをまとめ、
確認を怠らずに完成までたどり着いた工藤さんの
お気遣いは相当なものだったに違いありません。

でも、完成式には、たくさんの笑顔が見られ、
みんなで一緒にわたった橋は、大きな大きな
「笑顔橋」になったようです。

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