坊主頭ふぇち



お坊さんのヘアースタイルというとボウズ頭という
イメージがあります。

和尚は5ミリくらいですが、ピンとのびた短い髪の毛は
さわってみたい衝動にかられるフェチさんがいるみたいで
時々「さわっても、いい・・・」と尋ねられます。

宗派によっては坊主頭でないというか、自由なところも
あって、未練刈りや、ふさふさで茶髪なんていう方も
いるんですよ。中途半端ではなくて金髪に黒い袈裟だと
とても綺麗なような気がするのですが・・・。

なんで、お坊さんが坊主頭なのかというと・・・?
俗世間を離れ、仏の世界に入ってガンバルという
覚悟を決める儀式の中で、髪を切って、その証とする訳です。
つまり、後ろ髪を引かれないように・・・・。

でも、考えてみればツルツルの坊主頭の仏像は、あまり
みかけません。奈良の大仏様は、等間隔で髪の毛を束ねて
右回りにまいています。
螺髪(らほつ「螺=ら=巻貝」)て言うんですが、
いわばパンチパーマみたいなものです。その数966個。
それを全部解けばロン毛は間違いなし・・です。

そういえば、この間フィギュアの安藤美姫ちゃんも、
大きな螺髪が2個ありました。

坊主頭は、お坊さんの証でもあり、頭を洗う時も楽ですが、
寒い、ぶつけると血だらけになる、洋服が似合わない、
怖い系の人と思われれてしまう・・・など問題も
あります。

カテゴリー: 金剛院和尚のブツブツ雑記 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください