春を呼ぶ「だだおし」



今日は立春です。

和尚のお寺の本山は奈良県桜井市にある長谷寺です。
ちょうど奈良県の真ん中あたりに位置しています。

この長谷寺では、毎年2月14日に「だだおし」という行事が
行われます。「だだおし」は東大寺二月堂「お水取り」の
「お松明」と共に、大和における春を呼ぶ代表的な「火祭り」です。

二尺余もある赤・青・緑の大鬼面の鬼が現れ、こん棒を振り回し、
大音勢で堂内を暴れ廻ると、僧侶達が加持して追い出し、堂外では、
鬼を追って男衆たちが、長さ一丈五尺余り(約4.5m)、重さ三十貫超
(約120キロ)の巨大な松明を担いで、お堂の周囲を廻り、炎の勢いで
もって鬼を退散させると、暴れ回った鬼どもは、いずこともなく消え去ります。

結構ドラマチックで面白いです。ぜひお参りを

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春を呼ぶ「だだおし」 への1件のコメント

  1. 心のかけこみ寺 のコメント:

    ”お灯祭り”は、男の祭り

    2月6日(今日)は、和歌山県新宮市の、お灯祭りです。
    昨年は、義兄と神倉山の麓まで見学に行きました。
    今夜もさぞ賑わっている事でしょう。
    お灯の日は、何時も寒さが厳しくて登る人も大変でした。
    写真は、登り子の白装束の衣装です。
    詳しくは、新宮市のHPでお楽し

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