ちょっと怖い話


アスベストは、天然に産する鉱物繊維のことで
耐熱性などに優れているため、多くの建築の材料や
自動車などに使用され、私たちの生活に貢献してきた
「奇跡の鉱物」と言われていた。

だから日本の高度経済成長の中で、日本の構造物が
大きな変貌を遂げていった過程には、このアスベストの
果たしてきた役割は、とても大きなものだったらしい。

ところが、である。

このアスベスト繊維は、1本の繊維の太さが髪の毛の
1/5000(0.003ミリ)という非常に細い
繊維なので、大気中に浮遊しやすく、肉眼では見えない。

また、自然界では分解されないので、一度飛散した
アスベストは環境中に蓄積していくのだという。

だから、このアスベストを吸い込むと肺の一番奥の
肺胞にまで入り込み、排出されずに体内に滞留する。
しかも、それを吸ってから発病するまでに20~30年
という長い潜伏期間を経て・・・。

40年ぐらい前に、このアスベストの工事をしていた
建築の職人さんが、いま肺ガンなどで死亡し、
死亡原因の高い位置をしめているらしい。

そして、このアスベストを大量に使用した数十年前の
古い建物がこれから解体、改修されようとしている。

もちろん、解体による排出がしないような方法が
義務づけられているが、高額のために内緒で解体する
らしい。

今後2015年をピークに、解体における膨大な
アスベストの排出が予想され、建物以外でも、
古い自動車のブレーキパットなどからも、アスベストが
日々飛び散っているという。

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