お葬式がいくつも重なってしまった。
不思議なことに時間に余裕のある時には、
お葬式はないのだ。必ず忙しいときに、
しかも重なってしまう。不思議だ。
ちなみに季節の変わり目とかお風呂は
要注意!
昔は、葬儀といえば自宅から送り出し、
地域の人たちが、いろいろと協力をして
葬儀が進行していった。
お料理を作ったり、お茶を出したり、
交通整理をしたり、すべてが近所の人たちや
親族の人たちだ。
お寺に葬儀のお願いをする時も必ず喪主の
近い方がお願いに来たものだ。
しかも聞き間違えなどがあると困るので
必ず2人でお見えになった。
しかし今は電話1本で出前のようだし、
99%会館などで行われ、手伝いは葬儀屋さんが
すべてを手配してくれる。
大家族が崩れ個人主義の合理化が進み地域の共同体も
なくなってきた。
当たり前のことを教えたり注意してくれる人もいなくなった。
葬儀の移り変わりの中で、私たち日本人はどこへ
行こうとしているのか、ふと・・・心配になる
ことがある。