同じ涙でも・・・



200メートル平泳ぎで世界記録をだした北島康介25歳。

金メダリストのプライドや水着問題で、いろいろなプレッシャーが
ある中での記録だ。
「もう泣きそう」・・・みんなが同じ感激の涙を流したに違いない。

同じ日、秋葉原で起きた惨劇・・・。
そも容疑者も25歳だという。

世の中がイヤになったから・・・。
あまりの衝撃に涙どころか声が震える。

誰だって負けそうになってしまったことはある。

そんな時、その思いを話せる人が、いるかいないかは
大きな問題だ。どんなに孤独だって最後は「仏さま」が
いるのに・・・。

いじめや学力崩壊、「人間学」を教えなくなってしまった
「教育」にも問題があるのかもしれない。

日本人を日本人たらしめた教育とは、どのようなもの
だったのか。

そんな問いに対して「世界一受けたい授業」の講師でも有名な
斎藤孝さんの本の中で、吉田松陰、福沢諭吉、夏目漱石、
司馬遼太郎を例にあげて答えている。

クールに志を高く、人に対する理解と気概を持った人間を
描く彼らの中に、「いかに生きるか」という答えがあるのかも
しれない・・・。

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