京都の店先に漬け物の代表格「千枚漬」が並ぶと、
いよいよ冬本番です。
京野菜の代表格である丹波の「聖護院かぶら」。
盆地特有の寒暖の差で身の引き締まった「かぶら」を
カンナで薄く切り、樽にキレイに並べていきます。
そして、塩で下漬けして重石をのせます。
このあたりの「かぶら」の厚みと塩加減、石の重さと
下漬け時間で、味の善し悪しが決まるみたいです。
そのあとで昆布やザラメ、酢などを入れて整えると
おいしい千枚漬のできあがりです。
もともとは、薄く切ったかぶらを扇の形に並べたので、
「扇舞漬」と書いた見たいです。漢字のスバラシイところ
ですね。
京都では、このお漬け物でお茶漬けが食べられる
お店があります。
京風の落ち着くお座敷には、坪庭があって、
番茶と良く合うお漬物の盛合わせで頂くと
お茶漬けも高級な感じです。
あいにく京都は、まだ紅葉の始まりで、葉先が色づき
始めたようです。今月の下旬がみごろ見たいです。
紅葉
きれい!よくうつっています。そう、関西は紅葉がまだこんな感じなんです。今年は早く涼しくなったのに色づきが遅いようです。高野山はもう終わりかもしれないです。私が行きました時がこんな感じでしたから・・
和尚様も千枚漬お好きですか?千枚漬けには赤と白があって私は赤のほうのフアンです。白よりちょっと辛味があります。梅酢の香りもたまりません![]()
みちやさま
日本の紅葉は、本当に綺麗です。
京都のお寺は、どちらかというと造られた
人工的な紅葉ですが、これもまた美しいものが
ありますね![]()
食べ物も長い歴史の中で積み上げられた文化を
感じます。ちなみに千枚漬はノーマルな方が
好みです![]()