最近では人生の最期を良いカタチで迎えるための
「終活」が人気です。
生前に葬儀やお墓などの段取りを済ませ、遺書や家族へのメッセージの
作成などを行いますが、特に遺影の「撮影」が人気なのだとか・・・。
いざ葬儀になると、写真がない・・・。ふさわしい写真を探すのに慌てて、
良い写真が見つからなくて、ぼやけた画質が悪いものになってしまったり
ということがよくあります。
「エレガントな感じで」「面長なのを分からないようにして」といった
ような細かい要望を受けたプロのカメラマンスタッフが、女性の顔に
メークを施し、髪形をセットして芸能人なみに撮影するそうです。
あるスタジオで、この遺影撮影サービスは、一昨年前には
約600人だったのが、昨年は1000人以上だとか!
もっとも全部の方が、遺影が目的ではないかもしれませんが、60歳以上
の女性客の5割は、遺影撮影が目的だそうで、毎年撮影に来られる方も
いるのだとか。
遺影だけに限らず、死に装束も昔とは違い、着物やドレス、スーツなど
自分らしさを表現できるものを希望されるとか・・・。
いつでもどこでも美しく見られたいと思うのは、女性の願いなんですね。