ネット上で「さとり世代」という言葉が流通し、近ごろマスコミでも取り上げられました。
「さとり世代を知っていますか 意外な素顔がわかる8つのレッスン」
(古田真梨子、朝日新聞社WEB 新書)という電子書籍も出ました。
さとり世代とは、車やブランド品を欲しがらない、お酒を飲まない、旅行をしない、
恋愛に消極的などの特徴がある今の若年層のことだそうです。
仏教でいう「さとり」とは煩悩の世界を脱して真理を会得することです。
さとっているかのような独自のライフスタイルを持っているということで、
ネーミングされたのでしょう。迷惑な話です。
ゆとり世代の次。結果のわかってることに手を出さない。堅実に生きている
世代ともいえますが、日本はこれからグローバルな競争のなかで生き抜いて
いかなければならないのに大丈夫なのでしょうか?
実態のアベノミックスより腰を据えてこれからのことを考えて行かなければと
不安になってしまします。