病院の傾聴活動に行ってきました。
お坊さんの格好で病棟を回ります。もちろん病院の先生や
看護士さん患者さんや家族の方々などに、ご理解がないと
できない活動です。
普通の病院では、霊安室へ案内されることはありますが、
間違ってもお坊さんの格好していけば、病棟に入れてくれ
ませんね。
病院には、さまざまな環境の患者さんがいます。
本人のためにならないとわかりながらも、胃ろうや点滴などの
人工水分や栄養剤が取り入れられています。
高齢者ケアのガイドラインはあっても本人の意思が不明で
あったり、ANNの中止には、現場ではためらいがあるみたいです。
最近、そんな患者さんに触れていて思うことがあります。
話もできないし、手足も自由に動かせないけど、目だけは
しっかりと和尚を見つめています。
赤ちゃんと同じように、話もできない動かないけど、お母さんの
ことはしっかりとわかっているのと同じように、寝たきりの患者さんも
実は、すべて何をされているのか「わかっている」ような気がします。
侮ることなかれ!!
最近、すごくそのことを感じます!!