『空海の風景』を書いた司馬遼太郎さんは、京都で
待ち合わせをするときには、「東寺の御影堂の前で
待ちましょう」ということにしているといいます。
京都御所よりも古い建築様式で平安京最古の遺構で
あるところから出発するのが、何となく京都の礼儀
であるからだといいます。
東寺の御影堂とは、弘法大師空海が住房としていた
ところで、現在は弘法大師空海の信仰の中心地でも
あるのです。
毎朝の生身供(しょうじんく)という、生きている
弘法大師に給仕する如きに、食事を供える行事が
行われていました。
さすがに寒い朝の6時からはじまり、弘法大師空海が
唐より持ち帰った仏舎利を頭と手に授けて頂けます。
和尚は、毎年お正月には、お餅をお供えさせて頂いて
います。
たくさんあるなかで不思議と一発で発見!!
この時期に京都に来ることはないので、これも御修法さん
のおかげかもしれません。
と・・・ありがたがっていたら、こんな看板を発見!!
これも般若湯の方には、余計にありがたいかもね・・・。