秋になって、空が高く感じられるようになって
きました。雲を見るには一番いい季節です。
古代の日本人は、めでたい雲(瑞雲「ずいうん」)が現れると
元号を変えてしまったこともありました。
「慶雲」や「神護景雲」と、2回も雲を含んだ元号が
登場しています。
現代からすると「雲くらいで・・・と思うかもしれませんが、
古代の人は、雲から何かのメッセージを読み込んでいたのでしょう。
雲で吉凶を表したり、渦巻く雲は邪を避けて仏の意を表したり・・・。
仏さまを描いた絵や掛け軸などを見ると、雲の上に乗っている
ことがあります。
あるいは、紫雲(しうん)と言って臨終の時に仏さまが、紫の雲に
乗って迎えに来るという来迎雲というのもあります。
どうやら仏さまたちは、雲に乗って移動しているようです。
下からも飛行機に乗って見下ろしても仏さまは見えませんが、
何か想像すると、雲をみるのも楽しくなりますね!
やった!!
ブログ始めてから2回目の毎日更新・・・。