お寺で生活セミナーとして「大切なものを引き継ぐために」
「遺言の書き方」のセミナーを行いました。
一般の方も対象にしているので100名くらいの
申し込みがありますが、ナーバスなところもある
内容なので25名で開催・・・。
無料で行っているのですが、連絡もなく欠席するのは
勘弁してください!!
その分、キャンセル待ちしている方々がたくさんいるので・・・。
だからといって、その分を見込んでオーバーしてとっていると
来るんですよね~~!不思議なもんです!
「遺言」は、「遺書」とは違い、極めて前向きで発展的なもの
なのかもしれません。
私たちは「生きる力」は学びますが、「死ぬ力」は避けて通りがちです。
上智大学教授のアルフォンス・デーケンさんが、1982年頃から
「死への準備教育」を提唱していました。
高齢化社会、病院内での死の急増、延命治療、脳死などの
死の定義の変化、社会の荒廃、自殺や犯罪の増加など変わりゆく
世の中で、しっかりとした死へ向かっての「準備する力」が必要
なのかもしれません。
それはまた、裏を返せば「よりよく生きる」ことに他なりません。
遺言書を書くには、「覚悟」と「勇気」と「気力」が必要です。
大切な心を引き継ぐ「あなたらしい遺言書」を作ってくださいと
講師の先生は結ばれました。