いつでもで瞑想



「正」という字は「一度」「止める」と書きますね。

今の社会をいていると、膨大な情報や雑務に流され
安易な形で処理されてしまっているように思います。

いままで頑張ってきたことを一度止めて、自分も含めて
見つめ直してみてはどうでしょうか?

座禅をしたいという若い女の子が、きたので、たまたま
座禅のブログ作成中だったので、何かのご縁かと思い、
縁側で「とりあえず座禅」をさせました。

真言宗には、「阿字観」「月輪観」などの瞑想法が
ありますが、その前に座禅は何といっても息を整える
「調息」が大事です。

私たちは日々の生活の中で呼吸が浅くなっています。

呼吸が浅いと脳まで血流が届きにくくなるので思考も
乱れがちです。

「ひと~~」で、深く息を吐き(10くらいのカウント?)
「つ~~」で、息を吸います。

もちろん鼻呼吸でね~~口が開いていると間抜けですよ!!

赤ちゃんだって「オギャ~~」と生まれて最初に息を
吐くわけですから、呼吸の基本は「吐く」こと・・・。

しかも体中にたまっている汚いものが、出て行くような
感じです。

そして体の中心の「丹田」というおへその下あたりを
意識しましょう。

もちろん「尾てい骨」「丹田」「頭」は一直線で
お願いします。

腰が引けると気持ちがマイナスになりますよ~~。

本格的な座禅というより、電車の中や待ち合わせの時に、
座っていても立っていても「呼吸」を意識してみましょう。

そして、流れ流されそうになったとき、迷ったり腰が
引けて、マイナス思考になってしまった時には、正しい
判断ができるように「一度、時間を止めて」みましょう。

「とても気持ちが良かったです」とは若い子の言葉・・・。

でもね現実社会を直視することが「瞑想」本来の姿なのだと
いうことも伝えて、座禅を終了・・・。

漢方薬みたいなもので、すぐには効き目が現れませんが
毎日少しずつでも行ってみてくださいね!

あれ~書きたいことと違って来ちゃった!!

カテゴリー: 金剛院和尚のブツブツ雑記 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください