ゆふぐれの泰山木の白花はわれのなげきをおほふがごとし
明治時代の詩人である斎藤茂吉の歌です。
境内に咲いているタイサンボクは、この時期に
雄大な大きな花を咲かせます。
花の形を大きな盃(さかずき)に似ているところ
から「大盃木」、それから「泰山木」「大山木」と
なったそうで・・・。
葉の表面は、白色のビロードのような光沢があり、裏面は
うぶ毛が密生して錆び色に見え、高さ、葉の大きさなど
すべてのパーツが大きい木です。
大きく、根が大地にしっかりと根付いているので、先代の
住職が地域の子どもたちの成長を願って植樹したものです。
明日は、お寺で平成の寺小屋「無量大成塾」、3世代交流を
目的とした赤ちゃんからおばあちゃんまで縁側でゆったりお話が
できる「えんがわカフェタイム」があります。
このタイサンボクの木のようにデカク羽ばたいてくださいね!!