「終い弘法」へ



年の瀬の縁日で有名な京都・東寺「終(しま)い弘法」へ行って
お大師さまにご挨拶してきました。

縁日は、毎月21日に行われていて、この日は真言宗の開祖である
弘法大師さまが入寂した命日に合わせて開かれています。

特に一年の最初と最後は多くの店と人出でにぎわい、歩くことも
できないくらい混雑しています。

食料品、正月用品、縁起物、日用雑貨品、洋服から植木、骨董品まで、
広い境内には1000軒くらいの露店が並びます。

東京の縁日にはない、気になるものがたくさんあって迷います。

御影堂にもお参りして、今年1年の感謝を申しあげて、お正月の
お鏡餅をお供えしてきました。

東寺は、真言宗の根本道場で、境内の弘法大師像の前には、たくさんの
参拝者の列ができていました。

しかも真言宗で唱えるお経や真言をスラスラ唱えているご信者もいて
信仰の奥深さを感じます。

終わって建仁寺の塔中のひとつである摩利支天堂へ・・・。
摩利支天、好きなんですよ・・・。

摩利支天は、「陽炎」或いは「威光」と訳され、常に光を放って力を与え
厄を除き、福を招き、運を開く守護神と言われています。

猪の上にのっているのも、この尊像の力をあらわします。

こちらは和尚の念持仏「摩利支天」です。

可愛いでしょ・・・。ドラゴンボールに似ているのも、この
摩利支天がモデルになったとか・・・。

線香の煙が立ちこめる中で静かに手を合わせてきました。

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