ただいま母の自伝を編集中です。
筆マメな人なので、原稿を書いてもらったり
インタビューしたりして、心のページを歩んで
きました。
大正・昭和という激動の時代を生きてきた思い出は、
簡単に語り尽くせるものではありません。
娘のころの戦争時代から、金剛院に嫁いで半世紀以上を
父と一緒に苦楽を共にして、お寺を守ってきました。
喜びも楽しいこともたくさんあったと思いますが、家族にさえ
話せなかった辛いことの方が多かったかもしれません。
特に母は、父が亡くなってから2年くらいは、本当に辛い
日々だったと思います。
そして、その日から、毎日お墓参りが始まりました。
雨の日も、北風の吹く凍るような日も、焼けるような夏の日々も
かかさずお参りをしていました。
きっと二人だけにしかわからない話を墓前でしていたのかもしれません。
そんな一つ一つの思いを、その母の歴史を何かの形として残して
おきたいと思い、父の8回目の祥月日を期して頑張っています!!