チューク島の末永さんから連絡がありました。
末永さんは、この島で旅行会社を経営されています。
旅行会社といっても奥様と二人だけです。極めて
ローカルなこの島は、特記するような観光場所がある
わけではありませんが、沈潜ダイバーのスポットと
して有名です。
なぜならばグアムから飛行機で1時間のトラック諸島と
呼ばれるこの島は、日本海軍の寄港地でした。
戦艦大和や武蔵も寄港し、島の回りは環礁があり、
魚雷などの攻撃の心配がなかったので南洋での休憩地
だったのです。
しかし大きな空爆をうけ、多くの日本船が海の中に
沈んでしまったのです。
多くに日本人や島民が、この海に眠り慰霊も多く行われ
そのお手伝いを末永さんお一人がされているのです。
名前と船の名前がわかれば、どの海域かがわかるそうで
彼がいなくなれば、この島での慰霊もできなくなって
しまうかもしれません。
末永さんは和尚が、この場所で水中供養を行った時に
お世話を頂いてからのご縁でした。
和尚のチューク島の記事はこちらです。
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
2009年2月27日~3月6日| 金剛院和尚のブツブツ雑記から
そんな末永さんがトラック諸島について下記の雑誌に
寄稿されました。
産経新聞社発行 「正論」9月号(8月1日発売)
戦後65年特集「秘話 トラック島に残された六十五年目の大和魂」
「トラックの真実を是非ご覧ください」とのこと。。。。
「正論 ウェブサイト」
http://www.sankei.co.jp/seiron/