過日の高野山の帰り、新大阪で新幹線に乗ろうと思いながら
ふと気になって万博記念公園へ・・・。
もちろん目的は「太陽の塔」です。
和尚は、一度もこの塔を見たことがなかったので、
ちょっとドキドキな感じです。
新大阪から御堂筋線でモノレールに乗り換えて40分ほどで、
見えてきましたよ~~!!
異様なモニュメントで、想像していたより不思議な存在感が
感じられます。
上には、ロボットのような無機質な顔をもち、正面は顔を
しかめた、ひねくれたような表情をしています。
夢のある万博にあって、その未来は機械的で顔をしかめるような
世界が待っているということだったのでしょうか・・・?
色あせた混迷の「いま」を、「Oh!No!」と、手をかざして
ガッカリしているようにもみえます。
しかし、後にまわると精神的な不思議な顔が描かれています。
それは何かの「大切なメッセージ」のようにも受け取れます。
岡本太郎という方は、いまから40年も前に、そんなことを
想像し予知し、メッセージを送り続けていたのでしょうか?