短距離走並みの駆け足で走り抜けた数日でした。
仏教には「刹那」(せつな)という言葉があって、
時間を細かく細かく区切っていくと、「これ以上は、
細かくできません」という究極の短い時間を刹那と
言います。
そんな「刹那」の時間が、パラパラとめくられて
早送り倍速24倍という感じの日々でした。
お寺の人が忙しいというと「お葬式」なんていう
イメージがあるかもしれませんが、和尚の寺では
全体の2割くらいかもしれません。
その他に「宗教法人」という法人格を維持管理そして
運営する会社的な仕事が多いように思います。
言い方を変えれば法人格の仕事ができていないお寺は
将来の展望ができていないのかもしれません。
今回は、さまざまな書類作成やそれを精査し神経を集中し、
かなり頭を使う仕事が多かったので、目もグルグルしてきて、
おまけにこの寒さで体調も不調気味・・・。
また、そいいう時に限って、いろいろと用が重なるん
ですよね・・・?
そんな天才的?な仕事ぶりを自分で褒めながら、本当に
目がまわる毎日でした。
でもね・・・。
その一瞬の「刹那」を一所懸命に生きていると
あとから振り返れば、充実していたように思いますし、
その結果もきっと表れてくる・・・。
和尚はそう思います!!