葬儀の講習会



とても悲しい・・・とても淋しい・・・。
でも明るい葬儀でした。

変な言い方ですけど、家族や親族、お世話になった
ご縁者とともに、涙の中で笑顔でお見送りできた素敵な
葬儀でしたね。

太平洋戦争で満州へ・・・。あまりにも暑くて
鳥が落下してきたそうです。

軍足で蹴飛ばされたアザがいまでも消えずに、
ビンタで殴られた耳は聞こえません。

零戦の修理工として昼夜問わず働かされて、寝泊まりは
零戦飛行機の席で、しかも自決のための手榴弾をもって4年間・・・。

ソ連に捕虜として収容され、戦争が終わっても直ぐには
帰れませんでした・・・。

でも素敵な奥様や子どもたち、可愛いお孫に囲まれて、
優しいおじいちゃんとして慕われてきました。

棺の中には、たくさんのお手紙・・・。

眠るようなお顔に「ご苦労さま」そして「ありがとう」と
お見送できた優しい葬儀でした。

今週30日に「家族葬てなぁに?」という葬儀の講習会を
開催します。

間違いのない知識と、しっかりとした「葬儀感」をもって
お見送りしてもらいたいからです。

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葬儀の講習会 への7件のフィードバック

  1. 冨田  のコメント:

    Unknown
     よいお見送りですね。

     父の葬儀を思い出しました。

  2. o103 のコメント:

    異議あり!!!
    まるでこの方が被害者のような書き方をされていますが。。。
    日本軍は中国人から見れば加害者・殺人鬼ですよ。
    あの戦争を起こしたのは日本人でしょ。
    宣戦布告して真珠湾攻撃したのは日本軍なんですよ!
    太平洋戦争は日本が起こした戦争です!
    日本が戦争を起こさなければ、原爆もシベリア抑留もなかったかもしれないんですよ!
    そして戦争中は何の罪もない民間人を大量に殺し、女性を暴行してたんです。
    この人だって中国で何をやっていたのか!
    父のいない子供を作っていたかもしれないんですよ!
    ないという証拠はあるのですか?

    物事を一つの面から見ないのが仏教だと思うのですがね。

    まるで日本人が被害者のような一方的な書き方に違和感を覚えます。

  3. ユー のコメント:

    私は素直に読みました
    真面目な方だったかもしれないないのに、このような書き方は、失礼です。これも一方的かと思います。

  4. o103 のコメント:

    Unknown
    この方たちは自分は殺したくなかった(けど上司命令だったから仕方なく殺した)
    と言いたいのでしょ
    で、あなたは自分の親が殺された側だったとして、
    そう言われて許せますか?
    中国や韓国などの国の人の立場に立って考えたときに、同じ意見が言えますか?

  5. チャクラ のコメント:

    Unknown
    たくさんの人に見守られ

    「ありがとう」の言葉で見送られた

    素敵な葬儀だったのですね。

    最期の時

    人が『いかに生きたか』

    が表れるのだと感じました。

    色々な意見を持つ方がいるかと思いますが

    憎しみをもって生きるのはとても辛い事です。

    ただただ悲しく

    胸が苦しくなりました。

    振り返ることはもちろん必要なことですが

    大切なのはその気持ちを

    これからの世界の平和のために生かすことなのではないかと思いました。

    それこそがこれからを生きてゆく私達の使命であり
    義務なのかもしれませんね。

  6. o103 のコメント:

    いろいろ書いちゃいましたが
    戦争ということに関する話題で「(日本人は)すごく苦労してきたんです」って言い方、好きじゃないんです。

    空襲とか原爆とかシベリア抑留とか。。。

    自分は被害者なんです、みたいな。。。

    あの戦争で日本人も苦労したのは知ってますよ。
    でもね、中国人や韓国人だって、おそらくそれ以上の苦労をしているんだと思うんです。
    身内を殺されたり、家を失ったり。。。
    (悲しいことに加害者は日本人)

    そして今でも同じ被爆者であっても、韓国人であるというだけで、原爆症の認定を受けられない人もいるという現実がある。

    憎しみを持ち続けることなく、これからどう生きるか。。。

    そうなんですよねぇ。
    ホントは私もそう考えているんです。

    だからこそ、「○○は(被害者で)苦労しつづけた」みたいな文章を目にすると、どうしても納得がいかなくって、つい、感情的なコメントになってしまいました。

    自分が悪いと言っていては生き延びていけないのかもしれません。
    でも加害者は相手(敵)で、自分は被害者であるとお互いに思っているうちは平和な世の中は来ないと思っているのです。

    表現力がつたなくて、不愉快な思いをさせてしまいました。
    チャクラさんが間に入ってくださって感謝です。

  7. 和尚 のコメント:

    Unknown
    戦争は、さまざまな傷を残します。
    お互いを認め合える社会にしたいですね。

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