ご本山へ行ってきました。
和尚の寺の本山は、奈良県桜井市にある長谷寺です。
早いもので今月の初めに檀家さんとお参りしたときは桜満開でしたが
1ヶ月もたつと新緑と牡丹に、その風光をかえていました。
(比べてみてください・・・)
ビルに囲まれていると季節感が感じられませんが、四季折々に
姿を変える本山はステキです
ちょうど平城遷都1300年祭と西国三十三所霊場の
観音さまを深く信仰された花山法皇一千年御忌を記念して
特別拝観が行われています。
本尊十一面観世音菩薩の御足元まで御案内しています。
12㍍の観音さまを下から見上げながらお参りできるのも、
この期間中だけです。
そして、この観音さまの設計図とも言われる日本最大級の
観音さま大画軸も御開帳されています。
(それぞれ5月31日まで)
また、連休中は「花の御寺」とも呼ばれているように150種類
7000株の牡丹が、満開になると思います。
花の王様とも言われるように、その姿は堂々としていながらも華麗です。
すべては、観音さまへの献花として咲き乱れます。
先日TBSの「はなまるマーケット」のロケもあったようです。
観音さまは、『般若心経』の冒頭にも智慧の象徴として登場しますが、
具体的なご利益については、『観音経』というお経に説かれています。
このお経には、観音さまのご功徳を信じて、そのお名前を一心に
唱えれば、すべての災いが除かれ、願いが叶うと説かれています。
「音」は「聞く」ものであって「観る」ものではありません。
普通であれば「聞音菩薩」でしょう・・・。
不思議なことに「音を観る」と観音さまは書きますね~~。
これは、「音」よりも「光」のスピードが早いので、観音さまは
私たちの「声なき声」観てくれています。
「助けて~~」という音になる前に、誰よりも先に、それを
「観て」「感じで」「キャッチして」すぐにでも救いの手を
差し伸べてくれるから「観音」と呼ばれるわけです。
おまけに普通の仏さまは、蓮の蓮台の上にお立ちになっていますが、
長谷寺の観音さまは、大盤石という石の上に立って出動態勢もバッチリな
仏さまなのです。
『観音経』には、「念彼観音力」というフレーズが繰り返し出てきます。
これは、「ねんびーかんのんりき」と読誦します。
「観音さまの力を念ずれば」ということです。
その一心な願いと心が、「相互に感応」したとき、絶大なご利益が
得られるというわけです。
困った時の頼みごとではなくて、日頃の「信心」が大切ですね!!
連休は、ぜひとも観音さまとご縁を結んでみたらいかがですか?
うん
音を聞くのでは無く音を観る。凄いですね観音様は。驚きました。合掌。
Unknown
フットケアの遠山です。
ブログ楽しいですね!
今回のお話も興味深いです。私は信心深いほうですが、連休中、新たな気持ちで信じて祈って仕事してみようかな、と思います☆
フードアナリスト食人
ぜひとも機会があればお参りくださいね!!
トトさま
坂村真民さんの「念ずれば花ひらく」は、
和尚の好きな言葉です。
ファイト~~~~!!