これって、いちおう「水車」みたいです。
市街を流れる川をかき混ぜ、水を攪拌することで、
多少なりとも水質浄化に役立てようという試み・・・。
「環境水車」といっているみたいですが・・・、
「この程度で、いったいどうなるの?」とも思いますが、
インドの「乳海攪拌(にゅうかいかくはん)」という話を
思い出しました。
ある事件で神通力を失ったインドの神様たち・・・。
困りはてた神は、こんな話を聞きます。
「不老不死のアムリタ(甘露)を飲めば回復する。それを作るには、
大海を攪拌せねばならぬ・・・」
そこで、山を海に運んで巨大な亀に乗せ、その山に大蛇を巻き
付けて引っ張りました。
すると山は、グルグル回り出し、海がかき混ざっていくでは
ありませんか・・・。
ところがアムリタは、すぐにはできません。
その間、いろんな困難も起きましたが、「乳海攪拌」は続けられ、
千年以上もかかって、やっと妙薬アムリタ(甘露)が出現しました。
水質の悪化、水の枯渇は、世界的にみても「不安」を通り越して
深刻で、待ったナシのところまで来ています。
「不老不死の・・・」とは、ならずとも、私たちの命を育む根源とも
いうべき水・・・生きとし生けるものの命をつないでいく環境・・・。
「少しずつ」でも・・・
「この程度?」でも・・・
「真剣に、本気に」が大切です。
私たちも叡智を結集し、一致協力して命うるおす「甘露」を
取り戻したいです。
人間
人間が勝手に環境破壊しております。動植物たちは驚いていると思います。
フードアナリスト食人さま
急に環境とかエコが問題になり始めてますね。
一つ一つ積み重ねなんでしょうね。