心をつないで



もうお正月用品のカタログが届き始めましたね。
第1号は水引です。そう、贈り物やのし袋に結んである
紅白の紐です。

この水引を普通の紐だと思っている方も多いと思いますが
かなりの歴史と職人気質の世界なんですよ~~。

たとえば「赤と白へのこだわり」・・・。

水引にとって、最も重要なのは「赤」と「白」という色の
意味だそうです。

「赤」は、生きるために大切な血液の色、「白」は、赤ちゃんが
生まれた時の大切な母乳の色を表しているとか・・・。

水引はその二つの色を結ぶことで、「生命の存在」そのものを
祝うというための文化なのだそうです。

だから、職人さんは、それに相当こだわって仕事をしている
みたいです。言葉や文章だけでは伝わない、心のつながりみたい
なものを、しっかりとこだわっている方々がいるんですね。

いまでは、カワイらしいのし袋がたくさんありますが、
基本は、「赤と白の紐を結ぶ」ということで、そんな日本人の
精神は、いま海外で大流行だとか・・・。

なんか皮肉な感じですね。

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