「信心」の誠を捧げる



長崎不動講の皆様方と高野山へお参りにいってきました。

金剛峯寺の山号が「高野山」と呼ばれているだけで
高野山という山があるわけではありません。

しかし高野山は、山の峯に囲まれていて、上から見ると
それが蓮の花に似ているので、その中心にある場所を浄土と
見立てて、弘法大師が聖地として選ばれた場所です。

東京からバスで10時間・・・。そうは簡単にはいくことが
できませんが、さすがに霊気を感じる場所です。

御廟の入り口には、弘法大師さまのお言葉が刻まれています。

「虚空盡衆生盡涅槃盡我願盡」
「こくうつき しゅじょうつき ねはんつきなわ わがねがいもつきなん」

この世の迷い苦しむ人々が、すべて悟りを得て幸せになるまで、
この世に身を留めて、生きとし生けるものを導き救っていく・・・。

今でもその約束を守り、奥の院の御廟にいらっしゃるといいます。

その御廟地下の弘法大師さま御前まで、お参りをさせて頂きました。

「同行二人」(どうぎょうににん)
いつも弘法大師さまと一緒である・・・そんな思いを深く
感じる一瞬でもあります。

南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

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