大文字も終わって



赤々と夜空に燃える「大」の文字・・・。

今年も京都の夏の風物詩、「五山送り火」が終わりました。

五山送り火は、お盆で里帰りした先祖の魂を再び送り出す
「精霊送り」の宗教行事です。

お年寄りの方々は、御霊のために手を合わせていますが、
いまとなっては観光行事になってしまったのかもしれません。

最初に点火されるのが東山如意ヶ嶽の「大文字」です。

当日は、山上の弘法大師堂で法要が営まれ、そのあと灯明を
親火に移して火床に点火。20~30分燃え続けます。

 燃えさかり筆太となる大文字 山口誓子

全国に知られている伝統行事だけあって、俳人も大文字の句を
たくさん詠んでいます。

なかでもこの一句は、迫力のある情景がくっきりと目に浮かび、
特に説明のいらない句ですね。

火が消えると心が癒され、夏が終わります。

デパートも秋物が並び始めました。
和尚的には、もう秋のお彼岸モードです。

この時に発行している「金剛院たより」の原稿、檀家さん向けの
講習会、「知っているようで知らない葬儀」についての準備も
そろそろしなければなりません「9月19日(土)13時開催」

その他にも、まとめなければならない書類がたくさんあって・・・。
夏休みは、秋が終わってからという感じです。

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大文字も終わって への2件のフィードバック

  1. フードアナリスト食人 のコメント:

    大文字
    これが終わると秋だと和尚さま。お忙しいですね。くれぐれもご自愛下さい。合掌。

  2. 和尚 のコメント:

    フードアナリスト食人さま
    ありがとうございます。
    残暑はちょっと厳しい感じですね。
    お体、大切にお過ごしください。

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