お盆のお参りの中で



昨日の「トンボ」は、このトンボにのってご先祖さまが
帰って来るといわれている地方もあるとか・・・。

お盆の帰省で、なつかしい時間を過ごしておられる方々も
多いかと思います。

一説には「稲穂が飛んでいるように見えたから」
「飛ぶ」&「穂」で「トンボ」と名づけられたと聞いたことが
あります。

「稔(みの)るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな」ほどでは、
ありませんが、稔りの秋に向けて日一日、着々と、稲穂は実を、
ふくらませつつあるようです。

この名句の出どころは、どこだかわかりませんが、格言、ことわざ、
名句というものは、それを最初に口にした人や、作者は、まったく
知られないものが圧倒的です。

それでいながら、何百年も、ひょっとしたら何千年も、人々の
口から口へと言い伝えられ、そして、みんなが当然のごとく、
知っている・・・凄いことですね~~。

しかも、そこには知恵や教えが、何気なくつまっていて、子々孫々に
伝わっていくことが、祖先の素晴らしさだと感じます。

そんな言葉を現実生活のなかでは、意味を調べたり、深くは
受け止めてはいませんが、人生のときどきにおいて、何かをきっかけに、
一つの格言が、ことわざが、名句・名言が、我が身のこととして、
こころに染みわたることがあります。

それは、何かが変わり、ほんの一歩、こころが成長した瞬間なのかも
しれませんね。

仏さまの言葉、仏さま教えも、忙しい時間を過ごしている我々に
とっては、無縁のものかもしれませんが、その時間を少し止めて
みたとき、こころの中に入ってくるものがあるのだと思います。

お盆は、自然の恵みの中で、ご先祖と向き合いながら、何気ない時間の
中から、仏さまの知恵を、ご祖先の英知を感じられる素敵な時間であると
良いですね。

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お盆のお参りの中で への2件のフィードバック

  1. フードアナリスト食人 のコメント:

    稲刈り
    毎年秋田農友会に稲刈りに伺っております。本年で7回目になります。昨年から川淵文雄さんの特別栽培米を稲刈りさせて頂き私のブランドで販売しております。本年も引き続き9月末に収穫10月より販売致します。本年からは廉価で美味しい業務米も発売予定です。平成21年米が出来ましたらお送り致します。ご笑味頂ければ幸甚です。暑中くれぐれもご自愛下さい。合掌。

  2. 和尚 のコメント:

    フードアナリスト食人
    ありがとうございます。
    日本お米は、最高に美味しいです!!

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