火の力、畏敬の念



密教寺院で修められる護摩供の儀式。

火の力によって災いや煩悩を焼き尽つくし、福や幸を
招くという修法です。

ほかにも火祭り、お松明、どんと焼き、大文字焼きなど、
人は火に、特別な力をみています。

東京はもうすぐお盆ですが、ご先祖さまを迎えるために
迎え火や、送り火も焚かれます。

これも炎や煙に乗せて目に見えぬ世界に運んでいただき、
その功徳にあずかろうとしたのでしょう。

火は、人智を超えた特別な作用ひとつ。

その火を使えるようになったとき、人類はいろんな面で、
格段に生活を豊かにすることができるようになり、文明を
発達させることができました。

ところが人間は、自由自在に使えるようになってくると
「慢心」という心がでてきます・・・。

でも、なかには、いっそうの働きや大きさを、ありがたく
謙虚に受け止める「こころ」を持つこともできます。

驕慢になるか、畏敬の念を抱き続けるか・・・。

護摩祈祷に参拝する人々の多くが、一心に祈る姿をみて
いつも思うことです。

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4 Responses to 火の力、畏敬の念

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