だからストーンなんだ・・・



法事の時の忘れ物であったイソップ絵本「からすとみずがめ」

「のどが かわいて つかれたよ。しにそうだぁ
どこかに みずが ないかなぁ」

からすは のどが からからでした。

みずを さがしてとびまわりました。
でも みずは なかなか みつかりませんでした。

からすは あっち こっちと とびまわって やっと
みずがめをみつけることができました。

「やれやれ これでたすかった。みずがのめるぞ」

ところが、なんということでしょう。
みずがめのみずは そこの ほうに すこしあるだけです。

いくら くちばしを いれても みずには とどきません。

「こまったなぁ・・・」

からすは がっかりしましたが おちついて じっくりよく
かんがえました。

「そうだ いいことがあるぞ。ちかくにあるいしを みずがめに
いれてみよう」

からすは いしを ひろって かめのなかにおとしました。

いくつもいくつも おとしました。

そうしたら そこのみずが だんだん うえへあがってきて
くちばしに とどくようになりました。

・・・というお話でした。カラスは頭がいいですね。

1個1個、「石」を落とすから「ストーン」て言われたの(笑)

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だからストーンなんだ・・・ への2件のフィードバック

  1. のコメント:

    なるほど~(笑)
    最後のオチ、久しぶりにオヤジギャグ(?)で笑いました!

    童話って、改めて読むとためになることが沢山ですね。
    これから図書館の絵本コーナーで勉強だ!

  2. 和尚 のコメント:

    ☆さま
    結構、本人は気に入っているのですが

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