アナログも大切



和尚の寺は、あと十数年でお寺ができてから
500年がたちます。

その時を目指して、お寺の総合的な寺誌を残すべき
作業を進めています。

今回は、境内にある石造物の拓本を撮影しました。
拓本といってもたくさんあるので時間もかかります。

撮影機材もデジタル幾ですが、デジタルの便利さは
ありますが、記録となると、いささか不安も残ります。

たとえば真言宗では「紫」という色がよく使われますが、
これがデジタルでは、なかなか表現しきれない・・・。

次回は、什物関係の撮影なので微妙な色もあり、
アナログ幾にしてもらおうかなと思っています。

お寺というととろは、超アナログ的なところですが、
世の中のシステムは、PCというデジタルチックな
マニュアルで進められています。

誰もが同じ条件で使えて、とても便利で良いこと
かもしれませんが、そのシステム以外のことが生じると
現場では判断ができなくなってしまいます。

その時には、アナログ的な人間の判断にゆだねられます。

合理と非合理、デジタルとアナログ、和と洋、これからは
そのバランスを上手く使っていく時代なのかもしれませんね。

そうそう・・・「携帯なんか持たん!!必要ない!!」なんて
言っていたお坊さんが、先日こっそりとお持ちになって
おりました。。。

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アナログも大切 への1件のコメント

  1. グレムリン のコメント:

    ほう~
    大変なんですね和尚様も・・・。
    500年とは室町時代?
    スゴイ歴史があるんですね。

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