今日は母の日ですね



寒い日ですが、お墓にもカーネーションが
目立ちます。

お経の中に『父母恩重経』があります。
父母の恩について説いたものですが、その
多くは母のことが書かれています。

(懐胎守護の恩)
妊娠中には母が子を守ってくれた恩
(臨産受苦の恩)
出産のとき母が苦しみに耐えてくれた恩 
(生子忘憂の恩)
子供が産まれ瞬間に母がそれまでの苦しみを
すべての忘れてくれた恩
(乳哺養育の恩)
乳を飲ませ養育してくれた恩
(廻乾就湿の恩)
子の為に乾いた場所をゆずり、自らは濡れた
ところに寝る。
(洗潅不浄の恩)
どんなに汚い不浄物でも洗ってでくれた恩
(嚥苦吐甘の恩)
子に食物を与えるとき、口に含んで、苦いものは
自らのみ込み、甘きを吐きて子に与えてくれた恩。
(為造悪業の恩)
子のために、あえてみずからは悪業をつくってくれた恩
(遠行憶念の遠)
子が遠くに行った時、子の安否を気遣ってくれた恩
(究竟憐愍恩)
最初から最後までひたすに子に慈愛をかけてくれた恩

海より深き母の恩、母がしてくれたことに比べれば、自分が
母にしてあげたことは、本当に少ないことに気がつきます。

己れの「生」あるそのうちは、子の身に変わることを思い、
己れが「死」にゆくその後は、子の身を譲ることを願います。

「母の愛」「母のかおり」「母のぬくもり」・・・
それは「仏の心」にも、似ているのかもしれませんね。

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