現場の声



連休あけは忙しかったです。

お寺は宗教法人という法人格をもっているので
今月までに普通の会社と同じように決算の申告を
しなければなりません。

つまりこれは国税庁の管轄ですが、宗教全体を統括
管理しているところは文科省です。こちらにもこの
年度に申告をしなければなりませんが、解釈にも
違いがあるのです。

よくよく考えてみると「死」についても、検視は
警察官や検察官が行いますから国家公安委員会のお役?

でも実際の検死は、お医者さんが行いますから、こちらは
厚労省の管轄となります。

遺体の処理については環境省・・・火葬や墓地の埋葬から
言えば厚労省の管轄なのでしょう。

脳死などという法律の解釈によれば、法務省となります。

墓地の改葬許可は市町村の行政と複雑な様子となります。

葬儀屋さんなど「死」にまつわる現場の方は大変です。

「レインボーブリッジ封鎖できません!」「事件は会議室で
起きているんじゃない!」という有名な台詞がありました。

我々の世界でも、もうちょっと一元化して真剣に取り
組んでくれないの?・・・という現場からの声は大きい
ものがあります。

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