仏さまのお姿



この2体の尊像は、おしゃかさまが
生まれた時のお姿を表している誕生仏です。

誕生仏の説明には、右手を高く挙げて天をさし、
左手は地をさして直立する生まれた時の子どもの
姿とあります。

だから、お腹がポッコリして幼児系の形をしています。
メタボではありません。

でも、この2体の違いが分かりますか・・・?

大きさが違う!
左の尊像が傾いている!
左手を挙げている!

そうです・・・。右の尊像をみると、天をさして
いるのは左手です。左の尊像は、逆に右手を挙げて
いますね。

これは、右の尊像が中国、左の尊像は日本の
ものだからです。

何で日本の尊像は右手を挙げているのか?

これは、左右(さゆう)と右左(みぎひだり)という
言葉の違いです。

前者は、漢語で中国表記で、後者は和語で日本の
違いがあるので、おしゃかさまも反対になって
しまったようです。

この尊像は、和尚の寺にあるもので中国の清時代、
日本の江戸時代のものであるといわれています。

 灌仏や 吾等が顔の 愚かなる

おしゃかさまのお顔に比べて、なんとも、あいかわらず
愚かな顔をしていることか・・・とは、歌人・会津八一
自戒の歌。

仏ささまといると、いろいろなことに気づかされます。

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4 Responses to 仏さまのお姿

  1. 玉虫 のコメント:

    写仏
    …の本を買いました。薄い線をなぞり、鉛筆の線画で十三仏を『心静かに書きましょう。仏さまの声が聞こえてきます♪』とキャッチ・コピーに書いてあったのに…。すっかり作業と化してしまいました…。どうして、こんなにガサツなんだろう…嗚呼…

  2. 早智 のコメント:

    2500年の・・・
    歴史があるんですね。キリストより長いですね。その歴史の中でいろいろなことがあったんでしょうね。

  3. 和尚 のコメント:

    玉虫さま
    相当枚数を経験しないと仏さまの声は
    聞こえてこないかも・・・。
    書くことに最初は一所懸命で余裕がありません。
    余裕が出てくる頃から、もう一歩ですかね。

  4. 和尚 のコメント:

    早智さま
    日本の政教分離は良いけれど、関与しない
    じゃなくて、排除的な雰囲気があります。
    もっと宗教に理解を!!

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