命に気づく



地球という惑星が誕生したのは
46億年前のこと。それから10億年くらいを
かけて海ができました。

その海の中で小さな生物が生まれ光合成
30数億年も繰り返します。

その結果、地球に酸素が満たされ、地上に生命が
誕生したのは4億年ほど前のこと。

両生類、爬虫類、恐竜、哺乳類、猿人類、人間と
私の命は、この命の重さというか尊さを背負って
いるのだと思います。

お釈迦さまは、この「命の尊さ」についてガンジス川の
砂に例えて言いました。

川の一粒の砂をつまみ、再びその砂を返します。
そして弟子たちに言います。

「私が返した砂を拾ってごらん・・・」

「それは、できません・・・」と弟子たち。

「この川には無数の砂がある。この砂は命と
同じこと・・・。その一つ一つが、他に代わることの
できない尊い命なのだ」と諭されたとか。

ご先祖それぞれの命を振り返り、自身の「いま」に
気づく・・・。

17日の月曜日からお彼岸です。

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