重陽の節句



季節の変わり目には、必ず節句があります。

五節句といって1月1日が元旦、3月3日が桃の節句、
5月5日が端午の節句、7月7日が七夕、そして昨日
9月9日が重陽の節句です。

あまり話題にならない重陽の節句。
古来中国では、奇数は良いことを表す数字で、その中でも
一番大きな数字が(9)、二つも重なることから
「重陽」と呼ばれるようになりました。

五節句を締めくくる行事として最も盛んだったとも
いわれます。旧暦でいえば10月になるので衣替えの
変わり目の季節ですね。

もちろん、この時期に咲く美しい菊が節句の花です。
中国では、菊の花には不老長寿や邪気を払う信仰が
あり、その影響か「仏花」にも取り入れられたと聞きます。

変わり目の季節は、一番体調に変化が生じる時です。
気をつけてご精進を・・・。

という和尚は、背中の筋肉が引きって不調です。

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重陽の節句 への2件のフィードバック

  1. 蘭子 のコメント:

    タイでも
    菊の花たくさん売られています。
    スプレー咲きの花が小さいのがかわいいですよ。
    はじめまして。 バンコクに住んでいますが、質問してよろしいですか? 般若心経書いていますところ、
    タイ人の知り合いがきれいだと言ってくれています。
    ??こんなに下手なのに・・でも、彼女の実家の法事(タンブン)にさしあげるなんてことはどうなんでしょうか? 異国でありながら仏様を慕う気持ちは同じようですが、お経のことはよくわからなくて・・・
    ぶしつけですみません。

  2. 和尚 のコメント:

    蘭子さま
    タイは仏教国ですから皆さん、よくお参り
    されますね。
    写経は、上手とか下手は関係ありません。
    大切な方を亡くして、涙が止まらず写経用紙が
    濡れて字がにじみ、筆が震えが止まらず字の形に
    ならないものでも、菩提を願う気持ちが大切です。

    タイとは仏教の流れが違いますが、お友達の
    「ご先祖の菩提のため」「家内安全」に
    念をこめて浄書されたものをお渡しすることは
    とても良いことではないでしょうか。

    こんなタイの記事ものせてあります。

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