特別拝観



当麻寺中之坊で当麻曼荼羅(たいま・まんだら)の
絵解きを拝聴してきました。

当麻曼荼羅は、当麻寺の本尊で、4メートル四方の大画幅に、
阿弥陀三尊を中心に三十七尊や楼閣、宝池などの極楽浄土の
世界が壮麗に描き出されている曼荼羅です。

まばゆいばかりの浄土を目の当たりにして、絵の説明を
節談調に講釈する独自の布教方法です。

天平時代の原本(国宝)は、損傷が激しく古くから多くの
写本が作られました。現在は第二回目に写した文亀本
(室町時代)が本堂に祀られています。

絵解きの曼荼羅は平成になって写されたもので2メートル
四方に小さくなっていますが、黄金に輝いています。

和尚の寺には、この「当麻曼荼羅」がありますが、浄土宗の
証空上人が奈良県にある当麻寺を参拝した際に出会い、仏教の
教えを分かりやすく示していることに感銘を受けて、伝道の
同じ形を広めたものだとか。

よくよく見ると、九品往生の部分に現れる阿弥陀が立像で
描かれていて、本来の当麻曼荼羅の座像とは違います。

坐像よりも立ってこちらに向かって助けてくださるという、
ありがたい積極的な姿勢をとらせたかったのでしょう。

7月6日の「おせがき」に1日だけ特別拝観いたします。

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