仏舎利を納めたものをストゥーパ(サンスクリット語)と
いい、それを、できるだけ高いところにつけようとした
のが「相輪」(そうりん)と呼ばれるものです。
いわばシンボルみたいなものですが、和尚の寺の一番
高い相輪の宝珠部分に、なんとハンガーが輪投げのように
はまっているではありませんか。
東京のカラスの基地は、明治神宮と和尚の寺の大本山である
護国寺から飛んできて、ここに巣でも作ろうとしているの
かしら・・・。
地上から20メートル近いところなので、足場を組まないと
ハンガーがとれない・・・困ったなぁ・・・。
車僧(くるまぞう)
塔の先に巣を営むつもりか・・?
時は生きとしいけるものの繁殖の時期。カラスさんの気まぐれか、それとも決定か・・・それは自然の決める心。
暫く見守ってみたらどうでしょうか。釈尊も怒ったりはしますまい。
カラスは子天狗の化身、Osyouさんは天狗の魔の法輪に打ち勝つ事が出来るか!?
「魔道にも 心を寄せよ車僧 善悪二つは両輪の如シ」
ゆがさま
こんな目立つところには巣は作らない。
貴重なハンガーが、相輪にはまっちゃって
悩んでいるのかしら・・・?
Unknown
そう・・だとしたら可哀そうね。
消防にTelしてクレーン、ね。
車僧は能の中でも舞の無い、めずらしい演目です。
とーぜんとして笛方はアシライだけなのでまあまあ、楽?なのですがこのストーリーがとても面白いのです・・しかしやはりお謡いの本で事前学習していかないとこの面白おかしさがわかりにくい、といえます。
能には仏教・道教・神道など信仰の文化が色濃く反映したものが多いです。
日本のおとぎ話や歴史の事実が生き生きと根底に流れています・・
そして一羽のカラスもそれを案じるOshowさんの一刻にも。
それから・・・
恐ろしや~と逃げていきました。
もちろんハンガーは残して・・・。