JR埼京線板橋駅東口前にある「近藤勇と新選組隊士供養塔」の
大規模修繕が終わりました。
幕末に徳川幕府の体制を守るために忠義を尽くした新選組の
隊長・近藤勇は、この板橋で斬首され35歳の人生を終えた
のです。
供養塔は、彼の没後の明治9年(1876)隊士の一人で
ある永倉新八が発起人となり造立されました。
高さが4メートルくらいはある大きな供養塔で、近藤勇、
土方歳三、合計110名の隊士などの名前が刻まれています。
太平洋戦争で戦火をあびたりして、歳月とともに風化が進んで
おり、近藤勇の百四十回忌にあたり大規模修繕が行われたのです。
幕末という動乱の中で、歴史のうねりに翻弄された志士たち。
一直線なまでの志を胸に秘め、時代を駆け抜けた新撰組の
その生き様に、心を打たれる方も多いようですね。
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