ほとけさま



東洋のピカソといわれた熊谷守一画伯が残した
無心の書「ほとけさま」。

この書を所蔵しているのは、旧白州邸「武相荘」。
日本の戦後を吉田茂首相とともに、ささえた秀逸な
行政官であり、斬新な評論で著名な白州次郎・正子
夫妻のかっての住処として多くの骨董品が残されて
います。

「おのずから頭が下がる無心な字で、仏さまとは、
こういうお姿をしていると・・・」正子夫人が絶賛
する作品だ。

「私は一生のあいだ、ひとつの石ころを見ているだけで
飽きることが無い」「絵なんて、描く前の白いままの
カンヴァスが一番きれいだ」「へたも絵のうち」
「来客が増えると困る」という理由で文化勲章を辞退
するなど、超俗の画家とは違うところにファンも多い。

画伯などと呼ぶと怒られるかもしれない。熊谷絵描きさんの
美術館は、和尚の寺の近くにあるということで、お檀家さん
から、この書の復刻版をご奉納頂いた。

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5 Responses to ほとけさま

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