お座りになるのは大変でしょう?



よく聞かれる質問です。正直いって座っている
時間が長かったりすると、足はしびれます。

体重が重くなったり、前の日に長時間歩いて
足が張っていたりするとシビレ具合も違うもので・・・。

もともとは、お坊さんの座り方は、結跏趺坐といって
あぐらのような座り方でした。

殿様の前でも、あぐら姿で座っていたくらいですから、
日本人の座り方も「あぐら」だったのです。

ところが4畳半に10人ほどが座る茶の湯では、あぐらで
座っていると余計に狭くなり、正座でおこなわれるように
なったとか?

あぐらは前に体を倒すと一動作で立ち上がれますが、
正座は腰を浮かせて足首を立てないと立つことが
できません。しかもシビレていると・・・。

それは相手に対して攻撃的でないという表れでもあり、
正式な座り方となっていったようです。

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お座りになるのは大変でしょう? への2件のフィードバック

  1. bunchan のコメント:

    正座
    年をとってから太めになり

    田谷の部屋もないので正座が

    困難になってしまいました。

    歩くのは闊歩してますのは、

    今年も尾瀬ヶ原散策するためですもの。

  2. 和尚 のコメント:

    bunchanさま
    座る生活が本当に少なくなってきてしまいましたね。

    お檀家さんもイスだと大喜びです

    また、尾瀬のステキな写真が楽しみです/kaeru_fine/}

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