チベット仏教の象徴でもある世界遺産に指定されて
いるポタラ宮殿。富士山と同じくらいの高さにあり、
13階建、高さ110㍍、東西360㍍の巨大なお寺だ。
1959年に、中国のチベット侵略によって、その寺の
住職でもある、ダライ・ラマ14世はインドに逃れ、
ダラムサラにおいて亡命政府を樹立した。
いわばチベットの国家元首でもある最高指導者なのだ。
そのダライ・ラマ法王14世の特別講演と、昼食会が
あって、お近くまで接見させて頂いた。
チベットでは、観音さまの生まれ変わりでもあり、
その仏の慈悲を権化し、非暴力・非抵抗主義の行動規範で
ノーベル平和賞も受賞された方なので、どんなに威厳がある
方かと思っていたら・・・?
なんとも、とても気さくな方である。茶目っ気もあり、
形式にこだわらず、お顔はいつもにこやかで慈愛に満ちて
いる方であった。
11月10日(金)に東京・両国国技館で「やさしい心」と
題して、ダライラマ法王の講演があるので、興味のある方はどうぞ。
本当のやさしさって・・・?
いつもお世話になっております。
ダライ・ラマ法王様!嗚呼なんて、ふつうのおじさん・・いや、おじさま日本の街角にどこにも居そうな親しみやすいオーラ?
何でも話してみたくなりそう。
色んなつらい歴史の軋轢や動乱の中を生き抜いてこられたのでしょうね。
特別講座はどんなお話をされたのですか?やはり戦争と平和についてとか。
日本社会はいじめとかの問題が深刻です。ほんとにかなしくなってしまう。和尚様はいじめにあったこと、おありですか?
「いじめ」はないけど・・
回りは気をつかっているんだけど法王様は
ぜんぜん大丈夫という感じ。いろいろなご苦労を
超越していると、こんな感じかなという印象。
「いじめ」のスゴイ怖い話しを知り合いから聞いて
しまいました。ブログには書けないけど、自分の
犯した行いが、何十年後に自分にふりかかってくる
という内容。ゾゥ~としてしまいました。
「善因善果、悪因悪果」ということでしょう。
本当のやさしさて、心の強さがないとできない
のでしょうね。
こころ
悪い心をもって人の心をあやめればその傷の痛みは必ず跳ね返ってくるし、いいことをすればまたいつかは報われるのもその人のこころしだい。しかし問題はもっと複雑なのでしょう。
しかしあまりに深刻なお話など、きっと似つかわしくなくて。
いつも明るくおやさしい和尚様だからこその法話をまじえたお話が・・
聞きたかったのでした。