月の清らかな美しさに思わず心が洗われることが
ありませんか
大気汚染に無縁な江戸時代には、今よりも美しく
輝いていたに違いありません
そんな月の中に仏の姿を重ねて、月の出を待ち
手を合わして、「ご利益さま」(ごりやくさま)と
呼ばれていたこともあったとか
平安時代初期の日本最古の物語のひとつである、
「竹取物語」のがぐや姫は、月から来たお姫様の物語
5人の男性から求婚され、欲をだしてしまったおじいさん。
月を理想郷として描いて、花嫁候補の5人の俗物を描いて
います
物語は、いかに私たち人間社会が欲にまみれていて、
それを痛切に批判した物語なのかもしれませんね
阿字観
この度紅葉を見にハイキングするため高野山へ行こうと思っています。
阿字観体験もしたいけど、予約とれるかな。
満月の中には阿の梵字があって・・というけれど私にはうさぎがいまだに餅つきをしてるような感じがします。秋は黄道が高いのでまるで昼間のよう。さんさん
と光が広がり月も青白くなるとうさぎは野原にこっそり降りて来てたぬきやふくろう達と遊ぶんです。萩の花や松虫草やすすきなど秋の花々の間にかくれんぼ。
曼荼羅とちょっと外れてしまうのです・・まだ信仰心が足りないですネ。
みちやさま
紅葉・・キレイだと良いですね。
阿字観はむずかしいけれど、月輪観という行法も
ありますよ。お月様で自分の心を一杯にします。
日本ではウサギですが、中国ではカニ、西洋では
女性の顔になるそうです。
ポイントが違うと、いろいろ変わりますね